こんにちは。ひろASD@ひろです!
※この記事は、私がネガティブからポジティブへと考え方を変えた日のお話です。
その時の衝撃や感動をそのままお伝えするために、記事というより物語のような感じで書いています。
息抜きの読み物程度に楽しんでいただいて、ちょっと暖かい気持ちになっていただけると嬉しいです。
また、この記事は「リトル」について知っていることが前提となりますので、こちらの記事をまだ読まれてない
方はまずこちらをどうぞ^_^
少し前、一人のリトルを救うことに私は成功しました。
そのリトルは、私の中でのネガティブリトルのリーダーとも言える存在。
最上級リトルです。
このリトルを救うことが出来たおかげで、私はネガティブ思考からポジティブ思考を選ぶことが出来るようになりました。
それでは私がどのようにしてそのリトルを救うことが出来たのか、今からお話しますね。
当時の私は、恋愛が上手くいかなかった経験で沈みに沈んでいました笑
お別れしても私はどうしても彼のことが大好きだったので、どうにか元に戻れないのかな?とずっと考えて悩んでいました。
一方で、私の心の中に住むリトルたちは辛辣な言葉を放っていました。
彼が選んだことなんだからどうしようもないでしょう
こんな私だからそうなって当然なのよ
やっぱり上手くいかなかった
発達障害の私は、自分でも気づかないうちに他人にとって嫌なことをしている。
今までもそうだった。だから、そうなるんだ。
そうやって何とかしたいと願う私と、自分が悪いのだと自分を責める私。
いつもなら自分が悪いのだと落ち込んで泣いて泣いてで終わるのですが、この時ばかりは違いました。
彼のことが大好きな私が、分かってても彼といたいのだと叫んでいたのです。
それでも、現実的に彼が離れていった事実は変わらない。
連絡を必死にとって嫌われたくもない。
彼の気持ちが見えたらどれだけいいか。
そんなことを考えては不安になって、ネットで占いを見てみたり一生懸命状況分析をしたり。
そんなことをして毎日を過ごしていたのです。
ただ、占いを見て良い結果に喜んでも、次の日にはまた不安になっている。
こんな日々で心はズタボロでした。
この状況を本当の意味で変えたいーそう思って色々検索をかけていた時でした。
一つの記事に出会います。
それは、例えばいくら占いをしたとしても「自分の頭で自分が決めたことじゃないから次の日には不安になっている」というもの。
確かに言われてみれば、私は自分で何も決めていませんでした。
占いが100当たるとは微塵も思ってないけれど、私は確かにそこで一時の安堵を求めていた。
でもそれだけ。
ただおかれた状況の中で何とかしたいと願っているにすぎないのだと気づきました。
記事は続きます。
自分に自信のない人ほど、占いを当てにしやすい。
運命は決まってるんじゃない。未来は自分で創ることが出来る。
私の中で雷が落ちました笑
そうだったの!?!?
私は不幸になるしかないと思ってたけれど、未来って自分で創れるんだ!!
なら、今までこうなるしかないって決めてたけれど決めてたのは私だけで、本当は選べるんだ。
私が自分を幸せに出来るんだ。と目からウロコだったんです。
それと同時に、私には自信がないのだとも知りました。
自分には、他人から否定された記憶ばかりが残っている。
自分を認めてくれた人も確かにいたはずなのに、全然出てこない。
だから私が今しなきゃいけないことは、彼との関係をどうにかしたいと願うことではなく、私自身が自信を身につけることや冷静に今の状況を見つめること。
彼ではなく自分のことに集中して、自分をまず整えること。
彼とのことはその後だと思ったんです。
彼の気持ちは彼にしかわからない。
私がどれだけ考えても、変えることも出来ない。
だから、彼とは終わったのだと一度ちゃんと受け止めることにしました。
彼がどれだけ悩んだのかは分からないけれど、私と離れたいと思ったことは紛れもない事実。
私は今、彼とのことをきっかけに自分を変えるチャンスをもらっている。
そう思うとそこからは、自分のことに忙しくて彼のことを考える余裕はなくなりました笑
自分を磨くために出会ったのが、引き寄せの法則や自己愛を磨くこと。
自分を好きになったり、根拠のない自信を身につける考え方とでも言えばいいでしょうか^_^
余談ですが、人は自分の考えをもってるつもりでも、自分の周りの人5人くらいを足して平均した考えをしているそうです。
なら今のネット社会、ブログなどでこの人の考え好き!と思う人の考えをどんどん入れたら良いじゃないか、どんな考えにもなれるじゃないか!と思って色々な方法を試し始めました。
ブログを見つめたり、自己肯定感を高めるためのセミナーを受けたり、カウンセリングをしてもらったり。
考えが変われば行動も変わる。
そう信じて突き進む日々が始まりました。
勿論彼のことを思い出す時間もあったけれど、今は自分のことを考えるんだと目線は常に自分に戻していました。
そうしていると、自分がいかに自分の気持ちを無視してきたのかが分かりました。
なぜなら私は、最初自分の好きなものさえ自分で分からなかったからです。
意気込んで自分を変えるぞ!これからの未来は私が自分で創るんだ!
そう思っているのに、自分を良い気持ちにするため自分の好きなものを配置する。
そのための「好きなもの」ですら全然分からなかった。
衝撃的で、ショックでした。
周りに合わせて生きることが常だった私は、自分の心の声をキャッチするのがとても下手になっていた。
それでも、私は自分で自分を知るのだと諦めませんでした。
だからそれからは、来る日も来る日も自分の好きなものを考えてみたり、自分が今目の前の出来事にどう思うのかを俯瞰的に考えてみたりその繰り返しでした。
自分が何を好み、何に怒って、何を嫌だと思うのか。
どんな世界が理想で、自分がどうなりたいのか。
ノートにひたすらまとめたり、良いと思った考え方を書き出したり何回も何回も繰り返して、自分のことを少しずつ見つめていったのです。
小さなことでも許可を与えて、自分に優しくすることを意識するようにもなりました。
現代人は我慢することを覚えているから、発達障害者に関わらず自分の心の声が聞こえにくいそうです。
だから、今からトイレ行くよ。行っていいよ!!
こんな小さな事でも宣言し、ちゃんと「許可」することを意識するようにしたんです。
いつかもっと大きな自分の本音を、私にいつでも伝えてもらえるように。
その時、自分自身が自分に対して安心して打ち明けられるように。
それはダメって我慢ばかりさせてちゃ、言う気も段々失せちゃいますもんね。
そうしたある日のことです。
自分を大切にするとはどういうことなのかといつものように考え、心の中を見つめていた時のこと。
自分の心の中に、体育座りをしている一人のリトルがいたのです。
しかも、泣いている。
私はそのリトルに近づき、話しかけてみました。
どうしたの?
私、人とちがう。誰にも頼れない。生きていて良いのかも分からない。
そう言っているのです。
そのリトルは小さい頃の私の姿そのもの。
自分がここにいることさえ悪いと思っていた、自己肯定感のさがりにさがった過去の私ー本当の意味での、リトルひろです。
その姿を見て、ようやく私は悟りました。
そうか。私の自己肯定感の低さは、自己否定は全てここが元凶だったんだ。
私が認めてほしかったのは、本当に認めてほしかった人はー周りの誰でもなく私自身だったんだ。
それを悟った瞬間、なんてものを見落としてきたのだと愕然としました。
私は、いつも誰かに存在を認めてほしくて必死でした。
自分が人とちがうと自覚し、ひた隠しにし、いじめられてそれを自分のせいにし続けた過去。
どれだけ勉強に一生懸命になっても誰も褒めてくれなかった過去。
仕事を頑張って成果が認められても、まだ足りないものがあるんじゃないか。
私は頑張り続けないとここにいられないんじゃないか。
そうずっと思ってきた今。
その中身は承認欲求でいっぱいで、自分で自分を否定し続けた結果一番大好きな人に知らずそれを求めてしまっていました。
私にはあのとき、確かに余裕がなかったのです。
離れていってほしくなくて必死だった。
彼だって不安なことはあっただろうに、それを受け止めるどころかとても身勝手でした。
私が自分でしなきゃいけないことを彼に押し付けてしまっていた。
誰も他人の人生に責任などもてないのに、私の無言の圧力はどれだけ重かっただろうと心から反省しました。
でももうそれも終わりです。
私は、小さな私をずっと心の中に置き去りにしていた。
このこを置き去りにしたまま、周りに合わせて自分を塗り固め、無理を押し通しずーっと否定を繰り返してきた。
自分も、大切な人も傷つけるのはもう終わり。
だからこそ、私がした行動は唯一つ。
小さい頃の私を抱きしめ、こう伝えました。
もう大丈夫。
今までごめんね。
私が私の存在を誰より認めてるから、あなたはここにいていい。
本当に?もう一人にしない?
すると彼女は顔をあげ、そう聞いてきたのです。
私が大きく頷き私の中に戻っておいでと告げると、満面の笑みで笑ってくれました。
他の誰でもなく、あなたにずっと認めてほしかった
私はこうして、自分自身を本当の意味で認めることの大切さを知ったのです。
その日、私は自分を否定し続けるネガティブひろから、辛いことが起こってもポジティブを選ぶ力を手に入れました。
そういう自分を信じられる力を手に入れました。
未だに過去の考えが蘇る日もありますが、今ではもう不用意に自分を傷つけることはなくなりました。
どんな未来だって人は創れるんです。
辛いなら、自分にあった世界を自分が創ってしまえばいい。
悲しいと毎日泣いているより、そっちのほうがずっとワクワクするし、楽しいです。
ちなみに彼とは、その後仲良く出来ています^_^
勿論私の特性が変わるわけではないし、難しいことも沢山あるし、修正が必要な部分があったりと大変なことも多いです。
それでも、当時よりずっと彼とのコミュニケーションも取りやすくなったと感じています。
私の不安を受け止め、いつも私に合った方法を提示してくれる彼には心から感謝しているし、世界で一番信頼しています。
そして、自分を受け止めて頑張ろうとしている自分を誇りに思っています。
しんどいことがあっても私は、必死で頑張ろうとしている私自身が大好きです。
恋愛を通して出会った最上級リトルは、私の大切な一部分。
彼女がいたから、彼を大好きになったから、今の私がここにいる。
ネガティブな私だったから、どうしようもないくらいの絶望も、そのあとに待つ希望やワクワクも全部知れたし今後も知っていけると楽しみにしています^_^
最上級リトルとの出会いーそれは私の人生を変えた日。
未来は自分で創ることが出来ると知り、私の人生は変わったのです。
いかがだったでしょうか?
最上級リトルとの出会いの話でした。
私が見ていた世界が、あなたの参考になれば幸いです!